食品業界トレンドレポート Vol.3 値上げ編
REPORT|2026年07月28日(火)
値上げ時代、外食企業は何を残し、何を削ったのか
~実購買データと消費者調査から読み解く、食品メーカーの提案機会~
近年、食品・物流・人件費などのコスト上昇を背景に、多くの外食企業で価格改定や原価見直しが進んでいます。
一方で、すべての商品が一律に採用縮小されているわけではなく、値上げ後も採用が拡大する商材や、使用頻度は減らさずに使用量だけが見直される商材など、商材ごとに異なる購買行動が見られます。
本レポートは、当社が保有する約1,000億円の業務用商品の実購買データと独自の消費者調査を基に、
外食企業が「何を残し、何を削ったのか」、また消費者が「どのような価値であれば価格を受け入れるのか」を整理したものです。
市場全体の動向を把握するとともに、食品メーカーの皆様が得意先へ提案する際の着眼点や営業活動のヒントとして、ご活用いただければ幸いです。
■サマリー
【購買データ】
- 価格上昇局面において外食企業は、すべての商品を一律に見直しているわけではなく、「調理に必要不可欠」「売上・客単価に貢献する」「現場の負担を軽減する」といった明確な役割を持つ商材は、価格が上昇しても採用を維持・拡大していることが確認された。
- 一方で、代替しやすい商材や、メニューに残す理由が弱い商材は、使用量の調整や他商品への切り替えが進んでいた。
【消費者調査】
消費者は、価格の安さだけではなく、「その店でしか味わえない」「家庭では再現できない」「見た目や具材に満足感がある」といった価格に納得できる価値があれば、多少高くても注文したいと考える人が多く、逆にそれ以外は工夫次第で調整できる余地があることも分かった。
- 消費者は、満足度を落とさずに節約しようとしている
- 高価格でも選ばれる最大の理由は、外食でしか得られない価値
- 値上げ時に守るべきなのは、主菜・主食・味付けという食事の基本
- 加工品の利用自体は問題ではなく、味と品質が判断基準
■レポートサンプル






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